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ネットワークビジネスにはバイナリーやユニレベルなど、いくつかの報酬プランがあります。
ネットワークビジネスを始めたばかりの人はどういった報酬プランの仕組みがあるのかわからない人も多いです。
「バイナリーとユニレベルの違いって何?」「どちらの方が報酬が高くなるの?」などの疑問が生まれるでしょう。
バイナリーの一番のメリットを簡単に説明すると「自分が頑張らなくても紹介者が頑張ってくれれば報酬が無制限に増え続けること」です。
一方でユニレベルのメリットは「自分の頑張り次第で報酬が上がること」です。
メリットだけ見ると、バイナリーの方が良いと思われるかもしれませんが、それぞれデメリットも存在しています。
この記事ではバイナリープラン、ユニレベルのメリットとデメリット、それぞれの報酬プランを採用しているMLM企業を紹介します。
もし、これからネットワークビジネスを取り組むのであれば、事前に報酬プランを決めておいた方がいいので参考にしてください。
バイナリープランとは?
バイナリープランとは、枝分かれが必ず2つのラインで構成されている報酬システムです。
あなたが紹介した人を右か左に振り分けてそれぞれツリーを作っていきます。
ラインが3つになることはないので、3人目からはAさん(もしくはBさん)の下に着きます。
紹介者Aさんが新規の方を紹介すると、Aさんの下に着くことになります。
あなたも誰かから紹介を受けているので、上にもラインが出来ているはずです。
あなたの上の人が左ラインに紹介者をつけた場合も追加されていきます。
このようにして、あなたの上下にいる人が協力し合ってラインを縦に伸ばしていくことがバイナリーの特徴です。
バイナリープランのメリット
バイナリープランのメリットは、あなたが口コミなどで紹介者を増やしていく自信がなくても、優秀な人が自分のラインにいれば収入が勝手に増えていくことです。
優秀な人がたくさん紹介者を見つけてきてくれれば、あなたが所属するラインはどんどん人が増えて規模が拡大していきます。
勧誘活動が苦手でもネットワークビジネスで稼ぎたいと思われる人にとってはありがたい仕組みですよね。
人が増えれば増えるほど、紹介者も増える可能性が高まるので、早い段階での収入が期待できます。
バイナリープランのデメリット
バイナリープランのデメリットは、多くの人がバイナリープランのメリットに魅力を感じているので、優秀な人が入りにくいことです。
「他力本願でラインが構成されていくので何もしなくても自動的に稼げます!」なんて言われたら誰も積極的に活動しなくなりますよね。
優秀な人が入ってくれれば稼げる金額は増えていきますが、「あなたのために頑張って働きます!」という人はなかなか現れません。(というか、ほぼいません。)
なので、他人任せでバイナリープランに取り組んでもほとんど稼げないことを頭に入れておいてください。
また、バイナリープランでは左右両方のラインが均等に拡大していかないと、大きな報酬を獲得することは難しいです。
左右のライン構成の購入額によりあなたの報酬が決定しますが、基本的には購入額の少ない側の金額で決まることが多いです。
少し極端ですが、右側のラインには総勢1000人以上が所属していたとしても、左側のラインには10人しかいなかったら、左側のサインの売り上げで計算されてしまいます。
多くの人は片側のラインばかりが成長しているのが現状で、両方とも同じ規模の組織にすることは難しいのです。
バイナリープランを採用しているMLM企業
ここではバイナリープラン方式を採用しているMLM企業を紹介します。
ユニレベルとは?
続いてユニレベルについて説明します。
ユニレベルは、ネットワークビジネスの報酬プランの中でも一番基本的で初心者に向いています。
簡単にどのような報酬プランか説明すると「あなたが所属するグループの売上の数%が収入になる」ということです。
ユニレベルを採用している会社によって、何段目まで報酬が支払われるのかが決まっています。
(レベル1はあなたが勧誘した会員、レベル2はレベル1が勧誘したメンバー、レベル3はレベル2が勧誘したメンバーという仕組みです)
設定されているレベルよりも下の層にいるメンバーの売り上げは、報酬の対象になりません。
初心者でも稼ぎやすい報酬プランではありますが、安定した収入を獲得するためには、グループ全体で毎月商品を買い続ける必要がありますね。
また、報酬になるレベルが制限されているデメリットを解消するために、色々なプランが用意されています。
例えば、アムウェイが設定しているタイトル(称号)のように、達成条件別にタイトルを設定してタイトル保持者にはより深いレベルまでの売り上げを対象とするプランもあります。
アムウェイが設定しているタイトルについてはこちらの記事をご覧ください。
レベルごとに報酬の還元率を変えるなどのプランも用意されているので、取り組み方次第では安定して報酬を獲得しやすいプランになっています。
ユニレベルプランのメリット
ユニレベルプランのメリットはとても分りやすい報酬プランであり、誰でも同一の単価なので公平であることです。
報酬を増やしたいのであれば、勧誘活動を頑張れば、その分報酬に反映されます。
各レベルごとに何人所属していればおおよその報酬が計算できるので、報酬を獲得するまでの道のりがイメージしやすいことも初心者から人気を集めている理由の1つです。
ユニレベルプランのデメリット
ユニレベルのデメリットとしては、あなたが所属するグループ全体から報酬が入ってくるわけではないということです。
ユニレベルプランを採用している企業の多くは報酬が入ってくるレベルの制限を設けています。
レベル制限を設けている理由は、早く始めた人ほど有利になって多くの報酬を得ることになってしまうからです。
レベル3までの制限が設けられているのであれば、レベル4以降に所属する人の購入額は反映されません。
なので、バイナリープランと比べてユニレベルプランの報酬額は低くなりやすい傾向にあります。
「月1万円しか稼げない」などものすごく低いというわけではありませんが、月100万円などの高収入にはなりにくいんですね。
また、ユニレベルプランはあなた1人だけが勧誘活動を頑張っても横に展開していくだけで、下の層に会員は増えていきません。
バイナリープランはあなたが何もしなくても縦に会員が増えていく可能性がありますが、ユニレベルプランで縦に会員を増やしていくためにはグループ全体を育てていかないとダメです。
レベル2、レベル3と下の層に会員を増やしていくためには、あなたが勧誘したメンバーにも勧誘活動を頑張ってもらう必要があります。
なので、バイナリープランと比べて教育面や管理面で手間がかかってしまいます。
初心者でも稼ぎやすい報酬プランではありますが、あなたがリーダーとなってグループ全体を育てていく必要があるので、報酬を獲得するまでにはそれなりの苦労が伴うでしょう。
ユニレベルプランを採用しているMLM企業
ここではユニレベルプラン方式を採用しているMLM企業を紹介します。
バイナリー・ユニレベルに関わらずMLMは稼ぎにくい
バイナリープラン、ユニレベルプランについて説明してきました。
バイナリープランはユニレベルと違ってレベルの制限がないので、報酬額は無制限に増えていきます。
しかし、他力本願な人が集まりやすい傾向にあるので、楽して稼ぐことはできず、勧誘活動を続けないと報酬アップは難しいでしょう。
ユニレベルプランは初心者でも稼ぎやすい報酬プランではありますが、報酬額に制限があるので頑張れば頑張るほど無制限に報酬がアップするというわけではありません。
結局のところ、どちらかの報酬プランを選択して勧誘活動を一生懸命頑張っても、勧誘することができなかったら1円も稼ぐことはできません。
「いつになったら稼げるのか」「いくら稼げるのか」そんな不安と戦いながらネットワークビジネスを続けることになるでしょう。
ネットワークビジネス以外にも、世の中にはたくさんのビジネスがあり、人それぞれ向いているビジネスと向いていないビジネスがあります。
僕もネットワークビジネスをやっているときは、1件もアポイントが取れず、挫折した経験があります。
そんな僕でも自分にあったビジネスモデル(アービトラージ)を見つけたことによって、今では悠々自適な生活を送れるようになるまでになりました。
ネットワークビジネス以外にも選択肢はいくらでもあるので、たくさんのビジネスモデルを調べてみて、自分にあったビジネスに取り組むようにしてくださいね。
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ネットワークビジネスをやっていて、地獄の日々を過ごしているあなたへ。
ネットワークビジネスに勧誘されて、やるか迷っているあなたへ。
この記事を読んで「知っている」状態になって欲しいと切に願っています。